[就 職]
トヨタ自動車株式会社(生産関係職)
ぼくは進路については、就職するということしか考えていませんでした。
ただ、自分が受けたい会社を選べるように、一年生の時からしっかり授業を受け、評定平均値を上げようと考えていました。そのかいもあって先生からトヨタ自動車を勧めてもらいました。
就職試験前には、何人もの先生に面接練習をお願いして、色々な質問に答えられるように準備しました。先生方からもたくさんアドバイスをもらい、何度も練習するうちに自信を持って答えられるようになりました。
筆記試験の対策も、先生に借りた問題集をもとに勉強し、わからない所を質問するなどしておきました。試験当日には今までやってきた面接練習を思い出し、また筆記試験もこれまでたくさんの問題を解いてきたという自信を持って、取り組むことができました。
面接が始まる前は緊張もしましたが、始まってみると自然とスラスラと返答できました。終わってからも手ごたえがあり、無事に内定をいただくことができました。皆さんも、もし行きたい会社があったり、受験先を決める時にたくさんの会社の中から選びたいなら、今からでも授業にしっかり取り組み、少しでも評定を上げる努力をしてください。
後は、面接練習を何回も行い、たくさんの先生にお願いしてアドバイスをもらい、どんな質問でも自信を持って答えられるようにすることが大事です。またどんなことも面倒だと思わず、資格取得などもがんばってください。
東宝ビル管理株式会社(技術系専門職)
僕は二次試験で採用されたのですが、それまでの道のりはとても苦労しました。
一次試験の時は、夏休み前から少しずつ筆記試験の勉強などをしていたのですが、面接練習で自分の言いたいことがまったく言えず、先生から何度も指導を受けました。
履歴書の志望動機も何度も書き直し、毎日のように夜遅くまで学校に残りました。しかし試験が近づくにつれて、面接の方もできてきて自信がつき、試験当日も緊張はしたけれど、自分にできることは精一杯しました。
だから不合格通知が来た時は、とても悔しい思いをして涙が出てしまいました。でもすぐに気持ちを切り替えて、次の会社を探しました。最初の頃は自分が何の仕事に向いているかわからず、先生に聞きにいったりしましたが、まず自分がやりたいことを探せと言われて、かなり悩みました。
求人票を見ていくうちにビル管理の仕事に興味を持ち、ここだと思って、先生に聞いたりパンフレットを見たりして会社のことを調べました。
受験が決まったら、また履歴書を書くところからやり直しです。急いで仕上げて会社に送り、試験日まで時間がない中で、面接も完璧にしなければなりません。
もう精神的にも苦しかったですが、自分のために遅くまで残ってくれた先生達に励まされながら試験当日を迎えました。当日の面接では、自分の言いたいことがスラスラと言えたので、今までの練習の成果が自分に返ってきたのだと思いました。
学科試験は日々の勉強の積み重ねだし、面接練習は回数をこなし、自分が言いたいことをしっかりと言えるようにすることが大切だと思いました。それと、もし一次試験で不合格になってしまってもすぐに切り替えて、先生達と相談しながら次の受験企業を探すことが必要です。
僕は一次試験で失敗したことは悔しかったけど、いい経験になったと思っています。
住友電気工業㈱ (技術系専門職)
私は、三年の初めまでは進学を考えていました。しかし、先生や親と話し合って最終的には就職をすることにしました。
そんな私だからこそ、就職するか進学するかは早く決めておいた方がいいと思いました。どちらにしても、やはり成績が一番大切だと思うので、しっかりと提出物を出すこと、授業をちゃんと受けることが大切だと思います。他にも、ボランティアや部活動にも積極的に参加し、資格取得にもたくさん挑戦しておいた方がいいです。資格を取っておくことによって学校内外の他の人との差がつくと思います。
次に、就職試験については、やはり準備が大変です。就職試験では、筆記試験と面接があり、まずは行きたい企業を早めに決めて、一般常識やSPIなどの勉強をしっかりとした方がいいです。また、その企業でどんな問題が出るのかを先生に聞いておくことも大切だと思います。そして、わからないことがあったら先生に教えてもらいましょう。面接は指導週間がありますが、その期間だけでは絶対に練習量が足りないので、放課後などに手の空いている先生に自分からお願いして練習をしましょう。そこで厳しいことも言われるかもしれませんが、絶対に本番で役に立つのであきらめずに最後まで練習しましょう。
最後に、先生は自分のことのように熱心に相談にのってくれるので、不安だと思うことはしっかりと先生に相談して、最後まで絶対にあきらめずに頑張ってください。
大阪市高速電気軌道株式会社(技術系専門職)
僕は、就職すると一年の時から決めていたので、就職先を選ぶ時、どこでも行きたいところや受けたいところを選べるように、成績は上位をねらっていました。また、部活動などにも積極的に参加しました。いろいろなことを学んで将来につながると思うし、いざという時に自分を助けてくれるので、部活はやっておいた方が良いと思います。あとは、取れる資格は絶対取っておきましょう。お金はかかるけど持っていて損は絶対に無いし、就職の時には大きな武器になって、他の人と差をつけることができると思います。
次に、就職試験については、準備がとても大変です。そのためお勧めなのは、できるだけ早く行きたいところを見つけて、その企業について調べて早くから勉強をしたり面接練習をしたりすることです。行きたいところがあまり無かったり、色々なところと迷ったりしているなら、まずは企業を調べながらでも、一般常識やSPIなどの勉強はやっておいた方が良いです。ほとんどの企業がテストとして出しているため、早くから勉強しておいて損はありません。あとは先生に困ったり分からなかったりするところがあればすぐに相談した方がいいし、先生の話は絶対ためになるから、面倒がらずに聞いた方がいいです。面接練習もいろいろな先生にお願いして、しっかり取り組んでください。
最後に、本当に受かりたい一心で努力して頑張ってください。そうすれば先生も最後の最後まで助けてくれると思うからです。絶対に諦めないでください。
三栄電気工業株式会社(事務職)
私はもともと就職する気でいたので、自分がどのような職に就きたいのかは決まっていました。
だから企業を選ぶ時も、事務系の仕事がある企業を探そうと思っていたのですが、いざ求人票を見てみると、事務職の求人票はとても少なくて、その中でも指定校求人に絞ると数えるほどしかありませんでした。そのうち三社ほど職場見学に行き、自分が働く上で一番重視している、社内の雰囲気や人間関係を見て、私はこの企業を選びました。
はじめは、面接練習をいくらしても本番は緊張して失敗してしまうのではと思っていましたが、練習をしていくうちに面接というものに少しずつ慣れていき、試験前日までには自分が話したい内容も完璧に頭に入り、自信も十分についていました。
そして試験当日。一日目は筆記試験と面接でした。筆記試験が始まる前に私は大変なことに気づきました。それは、筆記用具を持ってくるのを忘れていたということでした。これは落ちたかも・・と思いましたが、今落ち込んでいても仕方がないと思い、試験官の方に忘れたことを伝えました。
するとその人は筆記用具を貸してくれて、笑いながら「忘れ物をしたから落ちるって思わなくても大丈夫やで」と言ってくれたので、失敗しながらも安心して試験に取り組むことができました。
その次に面接があり、個人面接だったので少し緊張しましたが、練習をしていたおかげでとてもよくできました。その時に面接官の方々が、開口一番に、私の履歴書の字がとてもきれいだとほめてくださいました。
その後色々な質問をされましたが、「結婚しても会社は続けますか」という質問には「定年になるまで働きます」と、しっかり意気込みを伝えました。
二日目の適性検査では、今度は忘れ物もなく、自分のできる限りのことは全部やってきました。そのかいあって、無事に内定をいただき、とても嬉しかったです。
この経験から学んだことは、努力ももちろん大切ですが、それ以外にもハキハキと明るい態度や、失敗をしてしまっても諦めずに取り組むこと、面接では自分の意気込みをしっかり相手に伝えること、そして履歴書の字をていねいに書くこと、なども大切だということでした。
皆さんも、就職活動は大変ですが、自分の最大限の力を発揮して、悔いのないように取り組んでください。
日本郵便株式会社(郵便局員)
私は中学生の頃から将来就職することを決めていたので、ビジネス系列を選びました。
まだビジネス系列はできたばかりで、女性の就職率は低いという話を聞いていました。そこで1,2年生の頃は、よい成績を取ること、たくさんの資格を取ることを目標として過ごしました。
3年生になって就職を決める時期になると、求人票を見て先生に相談したり、いくつもの会社を見学して、日本郵政株式会社を選びました。その会社から求人が来たのは初めてで、受験対策もよくわからなかったので、まずインターネットで会社のことをたくさん調べました。
それから履歴書を書き、筆記試験や面接試験の対策をしました。中心にしたのは面接練習で、放課後毎日のように残って、何を聞かれても答えられるように、色々な先生と練習をしてもらいました。就職試験では、今まで努力してきた成果をすべて発揮できたと思います。
努力することは大切です。努力すればその結果は必ずついてくると思って、勉強に励んでください。面接が苦手な人もたくさんいると思いますが、笑顔と大きな声でがんばってください。
3年生になってからでも遅くないと思うので、資格取得などに取り組んで、履歴書に書けることを増やしましょう。
シャープマーケティングジャパン㈱(経理職)
私が就職をきちんと意識し始めたのは、高校2年生になってからでした。
もともと、専門学校に進学するつもりだったのですが、自分は本当に専門学校でいいのかと悩み始め、たくさん先生方と話をし、就職に決めました。
進学にしても就職にしても成績は大事なので、しっかり授業を受け、提出物をきちんと出すことが大切だと思います。正直、授業を毎日きちんと受けていると、テスト前は軽く見直すだけで、良い点数を取ることができます。成績以外だと、部活動やボランティア、そして落ちても良いから資格を積極的に受けることが大事だと思います。合格できたらラッキー、くらいの気持ちで大丈夫です。就職試験前は面接練習をしっかりやりましょう。学科も大事だけど分からないものはわからないので、自分ができることを精一杯やるのが大切です。
私も最初の頃は全然上手く喋れなくてたくさん悩んだり落ち込んだりしたけど、自分から先生にお願いして納得いくまで毎日毎朝、練習に付き合って頂きました。このとき、全然関わりがない先生にもできるだけ頼んだ方が良いと思います。
最後に、自分が頑張れば頑張るほど、返ってくるものが増えるし、自分の自信になると思うので、今からでも諦めず後悔しないように頑張ってください。
㈱ロワール(製菓業)
私が就職試験の時にやっていて良かったと思ったことは、資格取得や部活動などです。
私は、入学した当初は常に自分の行動に自信がなく、不安ばかりであまり積極的でもありませんでした。しかし、高校に入ったばかりということもあり、中学生の時に考えていた「こんな高校生になりたい!」という目標の達成をめざし、勉強や部活動などを積極的に頑張るようにしていきました。はじめは何となくやっていた行動でしたが、周りから評価され、結果が出るようになってからもっと頑張ろうと思えるようになりました。そして、1年生で漢字検定3級を取得しました。その後、準2級も2度受けましたが受からず、「自分には向いていないのではないか」と思ったりもしました。しかしそこで諦めずに、得意だったパソコン検定や簿記検定に挑戦することにしました。ワープロや表計算では両方とも3級をとった後に2級を、簿記検定では3級を取得することが出来ました。その間もボランティア活動や部活動には積極的に参加していたので、学校のボランティアにはよく呼んでいただけるようになり、部活動では部長になることが出来ました。検定の勉強だけでなく、定期テストでも良い成績を残すことで、面接の時に記入欄をぎりぎりまで埋めることが出来ました。
他にも心情の変化があり、今では色々な経験や資格があることで自信を持って自分の意思や意見を言えるようになりました。
最後に新1年生になる方々へ。何事も初めが重要になってきます。定期テストでは特に最初から頑張って欲しいと思います。途中から頑張るのはとても難しく、上手くいかないことの方が多いです。なので、皆さんが高校に入った1番最初の勉強をはじめの一歩として頑張ってみてほしいです。
[進 学]
近畿大学 国際学部(一般入試)
私は英語が苦手で、これまでずっと英語を避けて生きてきました。
しかし大学受験に英語が必要だと分かり、英語に正面から向き合い、本格的に勉強するようになりました。分からなかった問題が分かるようになると、だんだん楽しくなり、テストの結果なども上がっていくにつれて、英語に対する興味も高まっていきました。
私は次第に将来英語に関わる仕事に就きたいと思うようになり、ますます勉強に身が入りました。最初は経済学部を志望していたのですが、将来の夢が明確に決まったので、留学制度のある大学を探し、今年から国際学部が新設される近畿大学を第一志望としました。
そして自分の夢に近づくためにはこの大学に行かなければならないと確信しました。その気持ちがあったからこそ、つらい受験勉強に打ち勝ち、合格を勝ち取れました。昔の私は自分の将来に対して適当でした。
ところが小さなきっかけで、あれほど嫌いだった英語が好きになってしまいました。可能性はそこら中に転がっているのに、それに目を向けようとしなかったことをひどく後悔しています。しかし、これからは視野を広げ、色々なことに好奇心を持って広い世界へ進出していきたいです。受験勉強はつらかったけれど、終わってみるととても早かったです。
一日の半分を勉強に費やすという生活を約半年間続けましたが、自分の未来のためと思えばがんばることができました。受験にはそんなつらさを共感し、分かち合える友達が不可欠だと実感しました。
私の合格を共に喜んでくれた親や、支えてくれた友人、分からないところを教えてくれた先生方には本当に感謝しています。ありがとうございました。
大阪経済大学 経済学部 (一般入試)
僕は正直言うと勉強は大嫌いです。けれど大学に行くためには勉強しなければなりません。僕が勉強し出したのは3年の6月くらいからだったので、まったく時間がなく、毎日とてもあせって勉強しました。皆さんにはそうなってほしくないので、今から少しずつでも勉強をしてほしいと思います。
早くからしっかり準備をして、安心して志望校の大学に進学してほしいです。受験勉強でまず大事だと思うのは、得意な教科を見つけ、その教科だけでも良い点数を取れるようにし、苦手な教科は、その教科を人に教えられるくらいになるまで復習をしっかりすることです。それから塾に行くこともお勧めします。最初はいやかもしれませんが、無理に自分を縛りつけることで勉強するのも一つの手だと僕は思います。
しかし一番大事なのは、第一志望の学校に絶対受かるという強い信念と、最後まであきらめない決意だと思います。僕は受験勉強の中で何度もあきらめかけましたが、この大学に絶対行きたいという思いがあったので、最後までがんばり続けることができました。
短い間ですがこの受験期で、最後まであきらめなければ達成できるということや、他にも様々なことを学び、人間的にも成長できた気がします。皆さんも最後までやり切って、志望校に合格してください。
阪南大学 国際観光学部 (女子学生特別入試)
私はビジネス関係の資格を取りたいと思い、東住吉総合高校に入学しました。大学に進学したかったので、1年の時からどこの大学に入るか考え始めていましたが決まらず、結局3年になってから阪南大学に行くことを決めました。
入試の準備が遅れてしまい、もっと早く大学を決めていたらよかったと後悔しました。なぜなら阪南大学の推薦入試では英検2級や漢検2級を取得していればもらえる奨学金もあり、有利なことが多いからです。
私はビジネスの資格はいくつも持っていましたが漢検などはあまり受けていなかったので、もっと早く知っていればと思いました。阪南大学を選んだ理由は、英語が好きなので、英語をもっと勉強して留学し、日常会話に支障がないくらいの力をつけたいと思ったからです。
はじめ、国際コミュニケーション学部と国際観光学部のどちらにしようか迷いましたが、オープンキャンパスに行って、国際観光学部のゼミでは外国の人を案内する実習などがあり、実践的な英会話を学べると聞き、国際観光学部に決めました。志望する大学を決めてからは、受験準備です。
私は「女子学生特別入試」で受験したので、筆記試験はありませんでした。それで志望理由書を書いたり、面接練習のために先生方に協力してもらい、アドバイスをたくさんいただきました。同じ先生だけでなくたくさんの先生方に協力していただきました。AO入試などは面接だけだから余裕だと勘違いする人が多いのですが、面接しかない分、余計にどんな質問をされるかわからないので、何度も練習をして準備しました。
試験当日は、それまでの練習の成果を本番に生かすことができました。一週間後に通知が届き、合格することができました。本当にうれしかったです。私が合格できたのは、毎日遅くまで面接練習につき合ってくれた先生方のおかげだと思います。面接で受験する人は後悔しないように、事前にしっかり練習し、自信をつけて受けてください。
近畿大学 理工学部 (指定校推薦)
私は1年生の頃、将来何がやりたいかという考えがありませんでした。だから系列選択の時に、2,3年の授業を決めるのにとても苦労しました。担任の先生に相談して一緒に考えてもらったことを今でも覚えています。
2年で授業が始まると、選んだ科目は難しくて、なんでこんな授業を取ったんだろうと後悔しました。しかし先生のアドバイスで取った科目は、進学のために必要な科目ばかりでした。近畿大学の指定校推薦では、条件として高校で学んでおくべき科目が色々挙がっているのですが、その大半の科目を取れていたので、その時の担任の先生には本当に感謝しています。
試験は面接だけだったので、色々な先生方に面接練習をしていただきました。はじめは先生に質問されたことに対して全然対応することができませんでした。でもどんな風に答えたらいいかを一緒に考えてくれる先生もいて、本当に助かりました。
面接では、高校生活の思い出や、がんばったことなどを聞かれました。僕はテニス部の活動を三年間続け、最後の一年間はキャプテンを務めたので、練習がしんどくてやめたいと思う時もあったけど、それ以上に部員のみんなと一緒に練習するのが楽しかったということや、キャプテンとしての経験が自分を人として成長させてくれた、ということなどを答えました。
それまでの面接練習のおかげで失敗することなく、面接を終えることができました。指定校推薦ということもあり、自信はありましたが、発表までの間はとても怖かったです。合格通知が来た時は安心しました。高校で出会えた友達、部員達、先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
大阪芸術大学 芸術学部 デザイン学科 (総合型選抜)
私が受験に向けて動き出したのは、高2の秋前でした。それまでは、もし指定校に行きたいところがあったときのために、遅刻や欠席に気を付けて、成績も上位を保つようにしてきました。しかし残念ながら私の志望校は指定校が来なかったため、募集人数の多い総合型選抜に向けて動き出しました。試験の内容は、他校のような普通の面接や小論文ではなく、芸術大学ならではの、自前で制作した作品を持ち込み、説明しながらの面接と、二日間にわたっての実技試験でした。私はそれまで暇なときに絵を描くぐらいでした。美術の予備校に通おうかと悩みましたが、部活をしていたことや、通学時間や費用の問題もあり、高校の美術の先生に放課後に教えていただくことになりました。そこからほぼ毎日、部活の時間の隙間に、試験内容である鉛筆デッサン、色彩構成に取り組みました。絵はすぐに上達するものではないので、何度もくじけそうになりましたが、自分の夢や、支えてくれている先生のために、試験日まで死にものぐるいで取り組みました。その結果、念願の合格をもらうことができました。
最後に、受験までは本当にあっという間です。自分のやりたいことに正直に向き合い、それを叶えるための学校を見つけてください。そうすればおのずとやらなければならないことが見えてきます。迷ったり悩んだりしたら、人に相談することを進めます。合格は誰かの助けなしではなしえない、簡単には得られないものです。どうか決してあきらめず、最後まで走りきってください。
四天王寺大学・人文社会学部 日本学科(公募制推薦)
私が自分の進路を考え始めたのは、高校1年の終わりごろでした。教師になるために大学に行くことは決めたのですが、どの大学に行くかは決めていませんでした。
3年になり、先生方のアドバイスのおかげで大学を絞ることができました。しかし、8月の後半まで二つの大学ですごく迷っていました。受験勉強は、行きたい大学にあわせてするものなので、効率のよい勉強をすることができませんでした。
そこで私は、自分の限界に挑戦したいと思い、第一志望の大学を決め、その大学に向けて勉強を始めました。その時点の私の学力では合格することがすごく難しかったので、勉強漬けの日々を送ることになりました。とても苦しい日々でしたが、周りの受験生や先生方の支援もあり、受験の日まで頑張ることができました。
結果は落ちてしまい、第二志望を受験することになりましたが、第二志望の大学は、最初、行こうと考えていた大学だったので、やる気はありました。その大学が四天王寺大学です。第一志望の受験日から日数がありませんでしたが、難しい大学にあわせた勉強をしていたので、無事に合格することができました。
私は、大学受験を経験して、人に相談することと自分の将来をしっかり考えることが大事だと思いました。両方まだできていないと思う人は、早めに行動に移したほうが良いと思います。みなさんが自分の希望する進路に行けるよう応援しています。
京都産業大学・外国語学部(公募制推薦) ・龍谷大学・国際学部 (公募制推薦)
私が大学に進学するとはっきり決めたのは3年の6月頃でした。そして本格的に受験勉強を始めたのが夏休みに入る少し前でした。英語は初めのうち英単語や文法の勉強をしつつ、大学の過去問を解いていたのですが、知らない単語やイディオムが多すぎて問題が全くわからなかったので、8月頃から単語帳と文法の参考書の内容を覚えるためにほとんどの時間を費やしていました。10月半ばくらいになって、ある程度覚えてから過去問を解き始めました。国語は現代文がとても苦手で、夏休みから必ず毎日1題解いていました。夏休みに行ったオープンキャンパスで第一志望が変わり、受験科目に古典が必要になったので、夏休みの終わりごろに勉強し始めました。古典の文法は学校の授業ではあまり習わなかったので、少し苦労しました。夏休みは時には友達と遊びに行ったりもしましたが、その日以外はずっと家で1日中勉強しました。地元の友達には進学する人が多くて、「みんなもがんばっているから私もがんばろう」と思えました。
私は1年から授業を一生懸命受け、定期テストもがんばってきたので、評定は5ありました。それで高校の評定を利用できる公募制推薦で受験しました。資格も持っていると有利なので、2年の時に英検準2級を取っていました。
受験当日は、いつも大事な時に身につけているものを身につけ、友達にもらったお守りを試験が始まる寸前に握り締めたりして、心を落ち着かせました。結果は合格でした。ほとんど無理と言われた大学に、塾にも行かず合格できたのは、使い終わった参考書をくれたり、何を勉強したらいいか教えてくれたりした友達や、応援してくれた周りの多くの人たちに支えてもらったおかげだと本当に思います。受験勉強を通して、自分は周りの人たちにいつも支えられているんだなと実感することができました。
私が受験勉強で使っていた参考書は英語では「システム英単語」「Next Stage」古文は「マドンナ古文」です。よかったら使ってみてください。受験を考えている人は、目標とする大学を目指して自分のペースでこつこつとがんばってください。
大阪体育大学 教育学部 (AO入試)
私は、中学校2年生の担任の体育教師に憧れを持ちました。小学生の頃は、学校の先生が苦手でよく反抗していました。しかし、その中学校の先生は私と向き合い、勉強のことからスポーツや恋愛話までどんなことでも一生懸命にきいてくれました。そこから私は教師になりたいと考えていました。昔からスポーツをすることが好きだった私は、スポーツ推薦で高校に行ったのですが、うまく行かずその高校を辞め、東住吉総合に転入してきました。この高校に入ってからは、テストは毎回朝方まで勉強をして、授業でノートを書くときは先生が言ったことを細かく書き、提出物は人よりきれいに早く出すことを努力してきました。この学校に来てからも教師になりたいという夢を諦めていませんでした。しかし、教師になるには大学へ行かないといけません。そのため、私は指定校で大学へ行こうと考えていました。指定校は3年の7月に出るのですが、それを見た私は、行きたい大学がないと思ってしまいました。
そこからは、たくさんの大学のオープンキャンパスへ行きました。そして、行きたい大学が決まったときはもう7月の終わりでした。8月からは、体育進学センターという体育系の大学を目指す生徒が集まる塾へ通いました。私は決めるのが遅すぎたため他の受験生との差をものすごく感じました。その大学の受験は、AO入試、公募制推薦、一般入試などあるのですが、国語、英語などの勉強がないのはAO入試だけだったので、10月にあったAO入試にかけていました。
AO入試の内容は、一次は志願理由書、調査書、二次は小論文と集団討論でした。私は日々の授業テストを頑張っていたため、調査書はほぼ満点でした。後のテストは、何回も繰り返しに行うことが大切だと感じました。大学を決めてからの二か月間、必死に頑張り、第一志望の大学に合格することができました。日々の授業、テストを努力してすること、諦めないこと、周りに流されないことが一番大切です。受験をすることは決して簡単なことではないですけど、合格したときのうれしさは言葉では表せないです、頑張ってください。
関西福祉科学大学・保健医療学部リハビリテーション学科(公募制推薦)
私は、中学生の時から理学療法士になることが夢でした。
2年生になり、いくつかの大学のオープンキャンパスに参加しました。私は、「資格取得ができること、自宅から通える距離、大学の雰囲気」を重視して大学を選びました。それと同時に、どの形式の入試を受けるのか、学力試験が必要な場合はどの科目を選択するのかを決めました。得意科目が数学と英語だったため、科目はすぐに決まりました。
3年生になってからは、志望校の入試対策講座に参加することで、「勉強するときの重要ポイント、過去の問題形式」などを知ることができました。第一志望校を決めるにあたって個別相談に行き、在学中の学生さんとお話をする機会があったときは、気になることを積極的に相談しました。
面接練習は、初めは緊張しますが何度も繰り返し行うことで、自分自身が本当に伝えたい言葉がすぐに出てくるようになり、緊張も減っていきました。面接で話したいと思うことは、なるべく自分で考えたほうが、入試当日、頭の中が真っ白になったとしても自然に言葉が出てくると思います。
勉強面においては、日ごろから学習習慣をつけるようにしました。そのため、入試勉強の日々が始まってもあまり苦に感じませんでした。学校内の定期テストでは、毎回上位に入れるように勉強しました。入試勉強を本格的に始めたのは、夏休み頃でした。まずは志望校の過去問(3~4年分)を解くことで、出題傾向をつかむことができます。過去問には、答えだけで解説がついていないので、先生方にお願いして解説を作ってもらいました。数学は、出題されている範囲が例年ほぼ同じだったので、その範囲に重点を置いて学校の問題集を応用問題まで解き、様々な出題方法に対応できるようにしました。英語は、単語・熟語の意味を覚えること、文法を理解することが大切です。本格的に入試勉強を始める前から単語帳を見て覚えるようにしました。
最後に、皆さんに伝えたいことは、「わからない」を消していくことで、不安も減り、焦ることなく入試当日を迎えることができるということです。なので、なるべく早めに入試に向けて対策をすることをお勧めします。最後まで、あきらめず頑張ってください。
関西女子短期大学・養護保健学科(公募制推薦)
私が自分の進路について定まったのは、高校三年生の夏休み頃でした。七月頃に初めて「指定校一覧表」というものを見ました。そこに自分の興味のある学科があり、すぐにオープンキャンパスに行きました。そこで、私は自分がなりたいものはこれだと確信しました。それから、指定校推薦の条件を自分が満たしているかを確認して、指定校推薦で受験することに決めました。
私は、もともと中学三年生のときから高校二年生のときまでは看護師をめざしていました。しかし、高校二年生の夏休み明け頃から、自分は本当に看護師になりたいのだろうかと思い始めました。悩んだ末に看護師になるという夢を諦め、高校三年生になってからは、自分の将来について悩みながら成績だけは落とさないように計画を立てて勉強をしてきました。もちろん、目標のない自分は何のために勉強をしているのかわからなくなったときもありました。しかし、いつか今まで勉強してきたことが役に立つときがくると信じて努力し続けました。その結果、私はある程度の成績があったので、指定校推薦で受験することができました。この指定校推薦は、誰でも受験できるというわけではなく、日々の努力が大切になってくると私は思います。また、大学・短期大学によって出願資格や選考方法が異なっています。私が受験した短期大学では評定3.3以上が必要で、面接と書類審査での受験でしたので、面接練習は先生方にしていただき、家でもお風呂の中やちょっとした時間に練習していました。面接練習では、志望理由など自分で考えたものを自然に言えるようになるまで何度も練習をしました。志望理由以外も、先生方からアドバイスをいただきながら何度も練習をしました。そのおかげで無事合格することができました。
今後、皆さんが自分の進路について考え決めるとき、自分が納得いくまで悩んでください。将来、自分が何をしたいのか、何になりたいのかをよく考えてください。そのためには何が必要で何をしなければならないのか、大きな目標を立てるのではなく、普段から小さな目標を立てるということをやってみてください。そして、その目標に向けてもう一つ大切なことは、計画を立てるということです。最後に、もし皆さんが自分の進路で迷ったときは、周りの人や先生方に相談してみてください。この三つを大切にして悔いの残らない進路実現をめざして、最後まで全力で頑張ってください。
大阪府医師会看護専門学校
私は小さい頃から看護師になるのが夢でした。1年生の頃から担任の先生にはテストの点数をあと10点は上げないと厳しいと言われていました。
しかし、1、2年生の時はバイトや遊びの方を優先してしまって勉強はあまりしてきませんでした。3年生になる前、それではダメだと思い放課後にあるクリエイティブタイムの授業を受けることにしました。
私が受けようとしていた学校の入試科目は、国語と数学だったのでそれを中心に勉強をしました。入試2週間前からは、図書館に通ったり先生に面接の練習を手伝ってもらったりもしました。そのおかげで、第一希望の学校に一発で受かることが出来ました。
今思うと本当に、クリエイティブタイムの授業を受けていたからだと思います。わからない所はすべてわかるまで教えてもらい、面接の練習もしていただきました。協力してくれた先生方には本当に感謝しかありません。勉強の仕方がわからない時などは学校の先生を頼ってください。真剣に勉強など教えてくれると思います。
これからが一番大変ですが、悔いの残らないようにたくさん勉強して、遊んで、頑張ってください!
大阪府病院協会看護専門学校(公募制推薦)
私は、小さい頃から看護師になることが夢でした。志望校に合格するために、学校生活では一年生から遅刻をしないこと、欠席をしないこと、提出物は必ず期限を守ること、授業で配られたプリントなどは紛失しないようにしていました。授業では、先生が言ったポイントなどはメモをとっていました。定期テストでは、欠点をとらなかったらいいという気持ちではなく、少しでも高得点が取れるように頑張っていました。二年生になってからは、自分の行きたいと思っている学校のオープンキャンパスに参加し、その学校の雰囲気を見に行ったりしていました。他にも、先生から教えていただいた学校別説明会や看護一日体験にも参加しました。
三年生になってからは、多くのオープンキャンパスに行き、そこでもらった過去問を解き、わからない問題は先生に教えてもらうようにしていました。夏休み中には国語・数学・英語の勉強会に行き、面接の原稿を書き、先生に見ていただいて何度も書き直しをしました。そして面接のときにきちんと答えられるように先生に面接の練習をしてもらいました。他には、試験会場の緊張感に少しでも慣れるために、大学に模擬試験を受けに行きました。夏休みが終わってからは、過去問をひたすら解いていました。私は、漢字や四字熟語が苦手だったので、入試によく出る漢字ドリルを毎日していました。
入試直前には、先生方に遅くまで練習していただき、面接のときに何を聞かれても答えられるように練習しました。本番では、練習したことを思い出し、少しは落ち着いて面接に臨むことができました。受験はとても不安になりますが、こつこつ努力し、悔いのないように一生懸命に頑張ってください。最後は学問の神様にお願いしてお守りを身につけて、自分を信じて頑張ってください。
大阪医療福祉専門学校(AO入試)
私は小学校高学年くらいから、マッサージ師やリハビリトレーナーになることが夢でした。高校に入学してから将来の夢を真剣に考えるようになりました。一年生の時に、進路の授業で自分のなりたい夢の分野に分かれて話を聴く機会があり、そこで私は理学療法士という仕事があると知って、調べていくうちになりたい思いが強くなり、理学療法士を目指すことに決めました。
2年生の頃から、志望校に合格するために定期テストや授業態度を見直すなど、コツコツ努力をしていきました。そしてあっという間に3年生になり、悩んでいた志望校も決めましたが、試験内容が、面談とグループワークでの5分間スピーチだと知って、内気な自分に出来るか不安になりました。しかし放課後に担任の先生に面接の練習に付き合ってもらったり、アドバイスを頂いたりしているうちに、自信をつけることができました。
入試本番では、すごく緊張していましたが、面談や5分間スピーチも練習した甲斐があり、言葉も詰まったりすることもなく終えることができました。そして結果は合格でした。今まで一生懸命に頑張ってきてよかったと思いました。3年生になるのは本当にあっという間なので、自分の本当になりたいもの、したいこと、目標を見つけたら、最後まで諦めず、全力で目指して頑張ってください。